最近観た映画

 

ゴジラ [DVD]

ゴジラ [DVD]

 

水爆、戦災孤児疎開、原爆。 

KT 特別版 [DVD]

KT 特別版 [DVD]

 

 朴正煕が大統領だった頃、日本で起きた金大中拉致事件自衛隊と韓国との繋がり。

 米国に踊らされている東アジア。「顔」も見なきゃ。

ベテラン DVD

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 韓国映画。財閥こらしめ物語、とストーリーはよくある感じだけどコミカルで正義は勝つで楽しい。一部で人気のチョン・マンシクも出てきます。

花、香る歌 [DVD]

花、香る歌 [DVD]

 

 韓国女性初のパンソリ歌手の物語。大院君時代。主人公が杏に似てる。春香伝でしたね。

 

 

江南ブルース  通常版 【DVD】

江南ブルース 通常版 【DVD】

 

 1970年の江南開発がテーマの暴力団映画。

 

 

シルミド / SILMIDO [DVD]

シルミド / SILMIDO [DVD]

 

 事実をもとにした映画で。国家の都合でもみ消されるのが悲しい。

情報公開大事。 

 

 

短い記憶 [DVD]

短い記憶 [DVD]

 

 重いなー。撤去の文字が廃墟に書かれてあった。

 

坡州(パジュ) [DVD]

坡州(パジュ) [DVD]

 

 こっちも再開発で家が撤去されつつある。

 

最近読んだ本

 

この世界の片隅で (1965年) (岩波新書)

この世界の片隅で (1965年) (岩波新書)

 

 漫画「この世界の片隅に」にゆかりのある本。

戦後20年の1965年に出版された。

広島最大のスラム街である相生通、西日本有数の未開放部落の福島町の被爆者の暮らし。胎内被爆者、沖縄の被爆者について語られる。

朝鮮人被爆者がいることは知っていたが、沖縄の被爆者については全く考えてもいなかった。本土で暮らしていた沖縄出身者がいたのだから当然だ。広島で遊郭を経営していた人もいた。アメリカの占領下にあるため原爆について語りにくいこと、本土並みの医療が受けられないこと、などという当時の雰囲気が詰まっている本だ。

数年前に訪れた6月の沖縄を思い出した。沖縄は本土とはハッキリと異なっている。

 

韓国・独裁のための時代: 朴正煕「維新」が今よみがえる

韓国・独裁のための時代: 朴正煕「維新」が今よみがえる

 

 朴槿恵の父である朴正煕は満州国軍出身。安倍晋三の祖父は満州国を設計した岸信介

日本の満州人脈と繋がりがある。

用語解説が随所にあり、これは翻訳が難しかったのではないだろうか。

最近読んだ本・みた映画

 

 韓国映画独裁政権時代のソウルが出てくる。笑えて、爽快で、昔の友達っていいよなあと思える良い映画。

宮~Love in Palace DVD-BOX (シンプルBOXシリーズ)

宮~Love in Palace DVD-BOX (シンプルBOXシリーズ)

 

 もし韓国王室が現代に残っていたら?という設定。ドタバタドラマでなかなか面白い。

 コネ社会の韓国政財界が見える映画。

仏陀の鏡への道 (創元推理文庫)

仏陀の鏡への道 (創元推理文庫)

 

香港の予習に。 

帰化人―古代国家の成立をめぐって (中公新書 70)

帰化人―古代国家の成立をめぐって (中公新書 70)

 

 上田正昭先生の渡来人関係の本を読もうと思い。日本書紀等に登場する渡来人の多さに驚く。

香港 中国と向き合う自由都市 (岩波新書)

香港 中国と向き合う自由都市 (岩波新書)

 

 雨傘運動の背景にある政治状況や文化を解説していてわかりやすい。

フェイスブックやテレビを見て気軽にデモに参加する、という状況がうらやましい。

香港の人々は、自由の権利の行使として、当たり前のようにデモを起こす。一方の日本では、大規模な抗議デモが発生し、世論調査で反対が多数を占めると報じられる中、安保法案は国会で可決された。香港市民から見れば、これはむしろ不思議な光景である。「民主的」な政治体制の下に住む日本人が、どれだけ「自由」だと言えるだろうか。

日本国憲法は集会や表現、言論の自由を保障する。しかし、周囲の空気を読み、強い主張を行って突出することを避けようとする傾向が強いと言われる社会にあって、こういった自由の権利は十分に発揮されていると言えるだろうか。使えない権利は意味を持たないし、使わない自由はやがて錆びつき、劣化する。

香港の水上居民―中国社会史の断面 (1970年) (岩波新書)

香港の水上居民―中国社会史の断面 (1970年) (岩波新書)

 

 今はもう陸上に上がってしまったという香港の水上居民についての本。

与謝野寛が「入江は幾百の支那ジャンクを浮べて浅葱色に曇った」と述べていたそうな。

香港―過去・現在・将来 (岩波新書 黄版 309)

香港―過去・現在・将来 (岩波新書 黄版 309)

 

 戦時下の香港。海岸沿いのコンノート・ロードに一列に茶褐色のすすけた四階建てが並ぶ。各家の軒先に張り出したアンペラが湾仔近くまで続く。遠く銅鑼湾の辺りに「味の素」の立看板がウラ淋しく立っていた。香港上海銀行、高等法院、グロスターハウス、香港クラブなどが四囲を圧して立っていた。ガラ空きの二階建電車が海岸からの涼風をうけて気持ち良さそうに走っていた。ヨーロッパまで続いていると威張っていた九広鉄路の起点・九竜駅即ち現在のスター・フェリーの波止場の時計台がいやに高々と聳えて見えた。ネザン・ロードからバウンダリー・ストリートの兵営まで大きな熱帯樹の並木道が続いていた。農夫が水夫を追うのどかな田園風景であった。

横浜正金銀行日本郵船三井物産などの支店が豪勢であった。また、湾仔の汚い私娼窟に日本の唐ゆきさんが二、三人うらぶれて働いているという話も悲しく聞かされた。

 

一九五二年四月。香港に到着すると雪廠街(アイスハウス・ストリート)の二十二号、ドゥデル街の階段を上りつめた角に、ユニオン・ホテルという四、五階建の古ぼけたホテルがあった。日本軍の香港占領中は、日本人がこのホテルを経営していたものか、入口のドアーに「松原旅館」(?)と半ば消えかけたような薄汚ない字が読みとれた。当時の在留日本人は、新聞社では毎日新聞の杉本要吉特派員、貿易業界では交洋貿易の奥野博司氏、三井物産の脇田五郎氏など二、三名しかいなかったものである。

 

 

最近読んだ本・観た映画

 在日一世の記憶。沢山の人が祖国を出て日本にやって来た。理由も経歴も日本に来てからの仕事も様々。

 

在日一世の記憶  (集英社新書)

在日一世の記憶 (集英社新書)

 

 

 

チョゴリと鎧―その歴史と文化をとらえなおす視点

チョゴリと鎧―その歴史と文化をとらえなおす視点

 

 

ものがたり 朝鮮の歴史―現在と過去との対話
 

 池明観先生の朝鮮死が面白い。

 

韓国近代史の勉強に。延世大学の前身の王立病院が済衆院。主人公は白丁。 

 

大図解九龍城

大図解九龍城

 

 図解が細かくて面白い。おすすめ。

 

帝都東京を中国革命で歩く

帝都東京を中国革命で歩く

 

 中国革命に携わった中国人と東京との関わり。

 

隻眼の虎 [DVD]

隻眼の虎 [DVD]

 

原作は「征虎記」。

 

インナーワーク―あなたが、仕事が、そして会社が変わる。君は仕事をエンジョイできるか!

インナーワーク―あなたが、仕事が、そして会社が変わる。君は仕事をエンジョイできるか!

 

 仕事の参考に。

 

あと映画館では「でんげい」を観た。

https://www.facebook.com/でんげいいばらきの夏-改題-1593614624268909/

建国高校の伝統芸術部が日本の伝統芸能部の全国大会に挑んだ話。

 

最近、というかここ3年ぐらいずっと仕事のモチベーションが上がらず。入社した時は初めてなのでがんばって勉強するけど、だんだんこの8時間があれば色々なことができるよな。。と思ったり。かといっていざ休みをとってもやる気はでないんですが。というわけで生きる目標そのものを見失っている。なんのために地元を出たんだっけとか、でもそれを達成したら何になるの、とか。

実家に帰って親の愚痴(おばあちゃんを病院に連れて行かないとうんぬんかんぬん)が聞きたいぐらいには疲れてる。

 

読書メモ

エレーナ・サヴェーリエヴァ『日本領樺太・千島からソ連サハリン州へ』小山内道子訳、成文社

 

タイトル通りの、日本領からソ連領への移行という内容。

占領したソ連側からの視点で書かれていてやはり今まで読んできた日本の視点からの文章とは違う。

占領するということはこういうことか、占領されるというとはこういうことなのか。

 

沖縄戦唯一の地上戦ではなく、8月15日が終戦でもない。樺太と千島の地上戦が知られていない。ソ連が侵攻してきたこと。

読書メモ

金賛汀『異邦人は君ヶ代丸に乗って』岩波新書 読了。

猪飼野朝鮮人が住むようになったのは通説では、平野川の改修工事に携わった人達が始めだとあるけれど、その人達は工事現場が移ると飯場も移ったので違うと。

むしろ職工が住むようになったからだというのが書かれている。

猪飼野済州島出身者が多いけれど、日本内で、本土出身者から済州島出身者への差別があったという。三河島済州島出身者が多い。

日本に出稼ぎにきた原因は、日本の近代的漁業によって零細漁民が大打撃を受けたこと。済州島の有力な産業であった綿花栽培と手紡家内工業は、日本の近代的な大規模紡績工業による安価な綿布の流入によって打撃を受けたこと。

そして猪飼野の職工が作った雑貨は中国へ輸出されていく。