読書メモ

金賛汀『異邦人は君ヶ代丸に乗って』岩波新書 読了。 猪飼野に朝鮮人が住むようになったのは通説では、平野川の改修工事に携わった人達が始めだとあるけれど、その人達は工事現場が移ると飯場も移ったので違うと。 むしろ職工が住むようになったからだという…

映画の感想

映画「暗殺」を見た。 独立運動をしている人達がめちゃくちゃかっこいい。 韓国は政府とか公共とか信用してないというけど、それが私刑に現れているのかなと思った。 親日派は権力にすり寄るという意味で憎まれる。「愚かな朝鮮人を救うため」「独立するなん…

戦前の北海道の銀行(メモ)

1878年11月 北海道最初の銀行が函館で設立。1897年に百十三銀行に改称。 1891年 屯田銀行(札幌) 1893年 日本銀行、札幌・函館・根室・小樽に出張所。 1894年 余市銀行 1899年10月 北陸銀行(当時十二銀行)北海道の初めての支店、小樽支店開店。 1900年2月…

モダン都市札幌の可能性

道庁、時計台、北海道拓殖銀行、北海道新聞社、北一条グランドホテル、札幌中央郵便局…。 路面電車が走る札幌中心部はモダンな建築物が立ち並ぶ都市だったのではないだろうか? 今ではビルが立ち並ぶ無機質な(それが今の札幌の風景を形作っているのだけど)…

ヤマト人

NHKで「本土日本人」という表現をされたヤマト人。 琉球系日本人 アイヌ系日本人 ヤマト系日本人 ←主民族 朝鮮系日本人 ニューカマー などなど。 これらで現代の日本が構成されている。

2016.8.15 光復71周年

8月15日解放記念日。光復節。 韓服を着る女性たちは何を思うのか。 韓服。太極旗。木槿。 国のために力をつくしたご先祖様に感謝申し上げます。 愛しています。私たちの国。大韓民国。 忙しく生きている今日の日、我が国「大韓民国」という名前がどんなに…

読書メモ「朝鮮雑記」

この本は東京経済大学図書館に収蔵される桜井義之文庫の原本『朝鮮雑記』(1894年刊)をもとに現代語訳をしたものだ。もともとは1894年4月17日から6月16日にかけて「二六新報」という日刊新聞に掲載されていたものである。 著者は本間九介。1869年 陸奥二本…

最近読んだ本

最近は仕事が忙しく、なかなか本が読めなかった。読む気力もなかった。 ようやく読む意欲が出て来たので。 鄭晢仁『当事者が書いた強制連行 北海道・闇に消えた十一人』彩流社、1999年 本間九介『朝鮮雑記 日本人が見た1894年の李氏朝鮮』祥伝社、2016年 岡…

大学での異文化接触

大学進学はかなりの異文化接触だと思う。 とくに東京とか関西の、大規模で色々な地方から進学する人が多いところで一人暮らしすると。 地元の常識や実家の常識が通じなかったり、逆に相手の常識に驚いたりする。

真夏の玉音放送

天皇の存在を日常で意識することはないけれど、(ワイドショーで見るくらい) 元号とか喪の行事とか被災地訪問とか、今の天皇とともにある平成なんだなと思わされる。昭和天皇の時代をじっと見てきて、やり方を変えてきて、すごい人だなと思う。 ある日のあ…

韓国の学問

韓国の学問体系を知るには、図書分類を知るという方法もある、と思いつき、韓国十進分類法(KDC)を調べてみました。 日本には日本十進分類法(NDC)がありますね。913=日本の小説、みたいなあれです。 韓国十進分類法はハングルで書くと、한국십진분류법で…

最近読んだ本

わがアリランの歌 (中公新書) 作者: 金達寿 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1977/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 作家金達寿先生の、終戦までの自伝。 日本に来てからの苦労のこと、見聞きしたこと、文学を志したこと、など。小説も…

最近のこと

新聞にこんな記述があった。 日本は「唯一核攻撃された国」ではなく「唯一の被爆国」と表現している。これはアメリカへの配慮ではないかというもの。 この視点はなかった。アメリカは同盟国であって敵対国ではないのだ。 私達は報道内容が規制される中国を批…

竹島問題によせて

「独島は我が領土」という歌がある。Wikipediaによると1982年に韓国で発売された。原題は「독도는 우리땅」。 この曲、フラッシュモブがある。나라사랑 독도아리랑 플래시몹 안무영상 - YouTube 歌詞付きはこちら。아쿵다쿵이와 함께하는 율동동요 시즌2 - …

【京都】国旗掲揚台(銀閣寺道)

京都市左京区銀閣寺前町10 付近

【京都】京都大学人文科学研究所

京都大学人文科学研究所 東アジア人文情報学研究センター 1930年 東方文化学院京都研究所として竣工。 2000年 登録有形文化財指定。 閑静な住宅街の中にあって、とても優雅な建物です。 http://www.kita.zinbun.kyoto-u.ac.jp/introduction/building/ 京都市…

最近読んだ本

韓国食文化読本 作者: 朝倉敏夫 出版社/メーカー: 国立民族学博物館 発売日: 2015 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る あれも食べたい、これも食べたい、と思ってしまう本。 植民地朝鮮の日本人 (岩波新書 新赤版 (790)) 作者: 高崎宗司 出版社/メ…

最近読んだ本

植村義博・大邑潤三『京都南、移転集落水垂の歴史と生活』文理閣、2015 これからは巨椋池周辺の集落のことを勉強してみたい。 京都南、移転集落水垂の歴史と生活 作者: 植村善博,大邑潤三 出版社/メーカー: 文理閣 発売日: 2015/11 メディア: 単行本 この商…

読書メモ

イザベラ・バード『朝鮮紀行』講談社学術文庫、1998年 日清戦争の前後に朝鮮(ソウルから満州まで)を旅したイザベラ・バードの旅行記。 朝鮮の風俗だけでなく政治、国際情勢についても深い洞察力で記述されている。 序にはこう書かれている。 朝鮮について…

最近読んだ本

尹静慕『母・従軍慰安婦 ーかあさんは「朝鮮ピー」と呼ばれた』神戸学生青年センター、1992年 これは社会問題に題材をとった作品を多数発表している女性作家による、小説だ。 従軍慰安婦問題をテーマにした小説で、朴裕河先生の『帝国の慰安婦』を裏書するよ…

映画「あの日の声を探して」

第二次チェチェン紛争のその後を描く物語。 ロシア語が為政者の言葉だと感じる。チェチェンの人が話している言葉(おそらくチェチェン語)とは異なるので。帝国ロシアだ。 フランス語で語りかけ続ける欧州人権委員会の女性。世界にチェチェンを知らせようと…

2016/02/14

映画「マルチュク青春通り」と「子猫をお願い」を観た。 字幕付きだとなんとなく韓国語が聞き取れるようになってきた。六甲の神戸学生青年センターにも行った。ここのロビー書店は在日朝鮮人関係の勉強をするには良い。置いてある情報誌も良い。チラシコーナ…

2016/02/13

映画「チスル」を観た。原題は지슬という、済州島の方言でジャガイモという意味。 全編白黒で緊張感漂う感じ。だけど登場人物達の会話はどこかコミカル。 www.u-picc.com 「海にかかる霧」は「えー、そういうラスト?!」と思った。 密航をしたばっかりに次…

映画「ジョバンニの島」

ジョバンニの島という映画がある。 1945年の色丹島が舞台である。 敗戦を迎え、樺太と北方四島はソ連に占領される。 ソ連は日本人の強制引き揚げを行い、まず樺太の真岡に移送し、そこから日本に引き揚げることとなった。 それを背景に、当時小学生であった…

2016/2/11

今は韓洪九の本を読んでいる。 現在の(この本で書かれているのは2008年頃の話だが)韓国の政治状況がよくわかる。 日本からは竹島問題、従軍慰安婦問題、歴史教科書問題で対立する韓国という構図しか見えないが、韓国側も一枚岩ではない(韓国社会全員がそ…

最近読んだ本

松田道雄『明治大正京都追憶』岩波書店同時代ライブラリー240、1995 ー『育児の百科』を書いた小児科医の先生は、京都育ちだった。 子供時代のエピソードを書いた本である。 かつて熊野神社前にあった書店、西川誠光堂のことも書かれている。 松田道雄『京の…

最近読んだ本、観た映画

映画 ・国際市場で会いましょう ・GF*BF ・病院坂の首縊りの家 ・本陣殺人事件 ・犬神家の一族 ・悪魔の手毬唄 ・悪魔が来たりて笛を吹く ・獄門島 ・悪霊島 ・八つ墓村 ・女王蜂 ・迷子の警察音楽隊 ・デビルマン(実写) ・デルス・ウザーラ 本 ・安部公…

読書メモ

つまり、「宗教とは、”幸福”というものを求める人間が生み出した、”幸福にまつわる模索”」なのである。 つまり、”宗教”とは、”まだ登場しないあるものの前段階”であるようなものなのだ。つまり、「自分の頭でものが考えられない人間の前段階とは、神様や教祖…

北方関係参考文献

『ギリヤークの昔話』中村チヨ・口述、村崎恭子・編、ロバート・アウステリッツ・採録、北海道出版企画センター、1992 『絵で見る樺太史ー昭和まで実在した島民40万の奥北海道』高橋是清、太陽出版、2008 『十五歳の露国少年の書いた カムチャツカ旅行記』ジ…

読書メモ

大阪戦争モノ語り―街かどの「戦跡」をたずねて 作者: 森田敏彦 出版社/メーカー: 清風堂書店 発売日: 2015/07/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 実際に訪れたくなると同時に、空襲を受けた側として、今の中東など空爆を受けている国の人々の…