着物アレンジ
私は近年のカジュアル着物より생활한복が好きです。
なぜなら、手軽に着れてしかもかわいい。
생활한복の特徴は、襟が斜めに合わされる。ワンピースの上に短めチョゴリを着るパターンと(チョゴリは内側と外側をそれぞれ紐で結んで止める)、長めのチョゴリの上に巻きスカートを着るパターンがある。
日常生活で着やすいのは後者。チョゴリはジーンズにも合わせられるし、巻きスカートはニットにもブラウスにも合わせられる。
礼装の한복は絹だけど、생활한복は綿。洗濯もしやすい。
それに引き換え着物の着こなしはどうか。
ベレー帽やブーツを合わせたり着物の柄が現代風だったり下にワイシャツを合わせたり、するけれど생활한복ほど着物そのものが崩されていない。
よそいきの服装としての着物が定着しているのか、崩しにくい。
なんとか可愛く着やすい着物は無いものかと時折探しています。
最近は「二部式着物」というものを見つけました。下は巻きスカート。上は紐で止める、という생활한복のようなノリです。飲食店や旅館で使われているとか。
帯をすれば普通の着物と変わらない。
でも、帯をしないで外を歩くと奇異の目で見られそうな(旅館の従業員がお使いに出ているような)感じがします。
さらに着物をリメイクして二部式にした写真を見ると、チャイナドレスのような雰囲気もする。記事が絹で、柄も流麗で、となるとチャイナドレスっぽくなるんですね。
じゃあ、着物が着物と見なされるのは何だろう?
斜めの襟はアジア共通だと思うので、それ以外で。
帯と全身同じ柄と、裾がすぼまっていることかなと思うのです。
ワンピースに帯を巻いたらどうなるか?