【京都】京都大学人文科学研究所

京都大学人文科学研究所 東アジア人文情報学研究センター

 

1930年 東方文化学院京都研究所として竣工。

2000年 登録有形文化財指定。

閑静な住宅街の中にあって、とても優雅な建物です。

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最近読んだ本

 

韓国食文化読本

韓国食文化読本

 

 あれも食べたい、これも食べたい、と思ってしまう本。

 

植民地朝鮮の日本人 (岩波新書 新赤版 (790))

植民地朝鮮の日本人 (岩波新書 新赤版 (790))

 

事項が羅列的なので、より詳しい本で確認すべき。 

 

日本の植民地建築―帝国に築かれたネットワーク (河出ブックス)

日本の植民地建築―帝国に築かれたネットワーク (河出ブックス)

 

 これの北海道版をやりたい。

 

秀吉の朝鮮侵略と民衆 (岩波新書)

秀吉の朝鮮侵略と民衆 (岩波新書)

 

日本側と朝鮮側の史料両方を使っている。 秀吉の朝鮮侵略については断片的なことしか知らなかったけど海戦の様子や巻き込まれた民衆の様子など勉強になった。

 

物語韓国史 (中公新書)

物語韓国史 (中公新書)

 

 神話時代〜三国時代までが詳しく書かれている。

 

創氏改名―日本の朝鮮支配の中で (岩波新書 新赤版 1118)

創氏改名―日本の朝鮮支配の中で (岩波新書 新赤版 1118)

 

 買ってよかった本。創氏改名の意図や日本の側からも反対意見が出ていたことなどとても勉強になった。

 

朝鮮近代の歴史民族誌

朝鮮近代の歴史民族誌

 

 これもとても勉強になった。史料の探し方等も。

こんな研究がしたい。

 

 日本人の集住地域の勉強のために。

 

庶民たちの朝鮮王朝 (角川選書)

庶民たちの朝鮮王朝 (角川選書)

 

 朝鮮時代後期の庶民の暮らしにまつわる本。

最近読んだ本

 植村義博・大邑潤三『京都南、移転集落水垂の歴史と生活』文理閣、2015

 これからは巨椋池周辺の集落のことを勉強してみたい。

京都南、移転集落水垂の歴史と生活

京都南、移転集落水垂の歴史と生活

 

 

 

米村衛『北辺の海の民 モヨロ貝塚』(シリーズ「遺跡を学ぶ」)新泉社、2004

 網走旅行の予習に。 

北辺の海の民・モヨロ貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)

北辺の海の民・モヨロ貝塚 (シリーズ「遺跡を学ぶ」)

 

 

同志社コリア研究叢書1 日記が語る近代ー韓国・日本・ドイツの共同研究ー』同志社コリア研究センター、2014

 

布野修司他『韓国近代都市景観の形成ー日本人移住漁村と鉄道町』京都大学学術出版会、2010

韓国近代都市景観の形成―日本人移住漁村と鉄道町

韓国近代都市景観の形成―日本人移住漁村と鉄道町

 

 

読書メモ

イザベラ・バード朝鮮紀行講談社学術文庫、1998年

日清戦争の前後に朝鮮(ソウルから満州まで)を旅したイザベラ・バードの旅行記。

朝鮮の風俗だけでなく政治、国際情勢についても深い洞察力で記述されている。

序にはこう書かれている。

朝鮮についていくらかでもご存じのすべての人々にとって、現在朝鮮が国として存続するには、大なり小なり保護状態におかれることが絶対的に必要であるのは明白であろう。日本の武力によってもたらされた名目上の独立も朝鮮には使いこなせぬ特典で、絶望的に腐敗しきった行政という重荷に朝鮮はあえぎつづけている。

朝鮮に腐敗がなかったら、自力の近代化が成功していたら、と思わざるをえない。

 

イザベラ・バードの日本奥地紀行も読んでみよう。 

朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)

朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)

 

 

最近読んだ本

尹静慕『母・従軍慰安婦 ーかあさんは「朝鮮ピー」と呼ばれた』神戸学生青年センター、1992年

 
これは社会問題に題材をとった作品を多数発表している女性作家による、小説だ。
従軍慰安婦問題をテーマにした小説で、朴裕河先生の『帝国の慰安婦』を裏書するような光景が描かれる。
慰安婦を管理する業者の存在や、慰安婦を許せない朝鮮人男性の意識など。
彼女達の壮絶な体験に呆然とする。
また、金英達先生による解説と参考文献リストも良い。
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 鮮于煇 他『日韓理解への道』。

近世までの東アジア史のことや、渡来人の話など、学校で習ってきてから忘れていたことを思い出した。勉強しよう、うん。

日韓理解への道―座談会 (中公文庫)

日韓理解への道―座談会 (中公文庫)

 

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 藤森節子『少女たちの植民地』

満州」の南に「関東州」があったことを忘れていたのだ。

少女たちの植民地: 関東州の記憶から (平凡社ライブラリー)

少女たちの植民地: 関東州の記憶から (平凡社ライブラリー)

 

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その他。

趙 廷来『太白山脈ホーム社、1999

塚本 勲『朝鮮語を考える』白帝社、2001

塚本 勲『日本語と朝鮮語の起源』白帝社、2006

平和と民主主義をすすめる左京懇談会/編『京都・左京の十五年戦争かもがわ出版、1995

仲尾 宏『京都の渡来文化』淡交社、1990

スベトラーナ・アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り』岩波書店、1998

『兵庫のなかの朝鮮』編集委員会/編著『兵庫のなかの朝鮮』明石書店、2001

山岡耕春『南海トラフ地震岩波新書、2016

池内敏『竹島ーもうひとつの日韓関係史』中公新書、2016

金時鐘『朝鮮と日本に生きるー済州島から猪飼野へ』岩波新書、2015

金重明『物語 朝鮮王朝の滅亡」岩波新書、2013

映画「あの日の声を探して」

第二次チェチェン紛争のその後を描く物語。

ロシア語が為政者の言葉だと感じる。チェチェンの人が話している言葉(おそらくチェチェン語)とは異なるので。帝国ロシアだ。

フランス語で語りかけ続ける欧州人権委員会の女性。世界にチェチェンを知らせようとしても上手くいかない。

ロシア軍の極限状態。

これはすごい映画だ。

ano-koe.gaga.ne.jp

2016/02/14

映画「マルチュク青春通り」と「子猫をお願い」を観た。

字幕付きだとなんとなく韓国語が聞き取れるようになってきた。


六甲の神戸学生青年センターにも行った。

ここのロビー書店は在日朝鮮人関係の勉強をするには良い。置いてある情報誌も良い。

チラシコーナーで、見たい映画を見つけて嬉しかった。